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知性権利 第一巻(INTELLIGENCE RIGHTS Vol.1)

野営地のテントで、戦士のメンテナーとしての仕事をこなす科学者バルドゥイン。 大陸に閉じ込められ、日々争いに明け暮れる彼らは遂に敵陣に迫っていた。 連続する勝利の中で次第に苦しい状況に陥りつつあることを自覚しているバルドゥインは十六年前の出来事を思い出していた。
農学を専攻していたバルドゥインは、新興貴族のリーダー クロード伯爵に科学者集団タリ・クルバルマの夜会に招待されたのだ。 クロード伯爵と面会したバルドゥインの目の前には、ひと房の乾燥した紅麦が置かれる。 紅麦が置かれた意図とは?彼らはなぜ戦争を繰り返すのか?
第一話、第二話収録。


最後に生き残れる者はわずか。しかも、そしてそれを知る者はまだ、ほとんどいない。誰が最後にこの戦いの勝者になれるというのか。極限状態が迫る中で、それでもバルドゥインが信じることとは。
バルドゥインがタリ・クルバルマで出会った少女ルエラ、彼女との不思議な会話の中で彼は何を思うのか。
第三話、第四話収録。




知性権利 第三巻(INTELLIGENCE RIGHTS Vol.3)

ルドゥインが執拗に恐れる黄色い瞳のその理由は?
タリ・クルバルマの調査隊に入ることのできなかったバルドゥインは大学で再びルエラと出会うが…。
物語が少しずつ動き始める。
第五話、第六話収録。



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